コラム
【医師監修】もう汗で悩まない!多汗症治療で自信あふれる毎日を
「汗が多い」「汗が止まらない」そんなお悩み、抱えていませんか?
もしかすると、それは「多汗症」という病気かもしれません。多汗症は、気温や運動量に関わらず、必要以上に汗をかいてしまう病気です。日常生活に支障が出るほどの過剰な発汗は、ご本人にとって大きなストレスとなり、日常生活の質(QOL)を著しく低下させてしまいます。
しかし、多汗症は適切な治療を受けることで、症状を改善し、快適な毎日を送ることができます。
当クリニックでは、多汗症の専門医が、あなたのお悩みに寄り添い、最適な治療法をご提案いたします。
多汗症とは?特徴と症状
多汗症とは、気温や運動量、精神的な緊張などに関わらず、必要以上に汗をかいてしまう病気です。
特徴
- 汗の量が多いだけでなく、汗の出る場所やタイミングも人それぞれです。
- 手のひら、足の裏、ワキの下、顔、頭など、様々な部位に症状が現れます。
- 遺伝的な要因や精神的なストレスなどが原因と考えられています。
症状
- 手足が常に湿っている
- 握手をするのが怖い
- 靴下がびっしょりになる
- ノートや書類が汗で濡れてしまう
- 人前で字を書くのが恥ずかしい
- ワキ汗が服に染みてしまう
- 顔や頭から汗が滴り落ちる
多汗症を放置するとどうなるの?
多汗症を放置すると、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 精神的なストレス: 汗をかくことへの不安や恥ずかしさから、うつ病や不安障害などの精神疾患を発症するリスクが高まります。
- 皮膚トラブル: 汗によって皮膚が蒸れやすくなり、あせもや皮膚炎などの皮膚トラブルを起こしやすくなります。
- 日常生活への支障: 仕事や勉強、人間関係など、日常生活の様々な場面で支障をきたすことがあります。
多汗症の診断
多汗症の診断は、問診、視診、発汗試験などを行います。
診断基準
- 明らかな原因がない過剰な発汗が6ヶ月以上続いている
- 以下のうち2つ以上の項目を満たす
- 両側性で対称性の発汗
- 発汗によって日常生活に支障をきたしている
- 週1回以上の発汗
- 25歳以下で発症
- 家族歴がある
- 睡眠中は発汗しない
重症度判定
多汗症の重症度は、Hyperhidrosis Disease Severity Scale(HDSS)という指標を用いて評価します。
- 1点:発汗は気になるが、日常生活にほとんど支障はない
- 2点:発汗によって時々日常生活に支障がある
- 3点:発汗によって頻繁に日常生活に支障がある
- 4点:発汗によって常に日常生活に支障がある
当クリニックの取り組み
当クリニックでは、患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせた、オーダーメイドの治療プランをご提案しています。
- 経験豊富な医師による丁寧なカウンセリング
- 最新の医療機器を導入した効果的な治療
- 患者様とのコミュニケーションを大切にした安心のサポート体制
お気軽にご相談ください
多汗症は、一人で悩まず、専門医に相談することが大切です。当クリニックでは、あなたのお悩みを解決し、快適な毎日を送れるよう、全力でサポートいたします。